妖怪ウォッチ〜アラフィフサイド〜

アラフィフなのに妖怪ウォッチが好きになってしまった奥様。夫婦2人暮らしの穏やかな日常に、妖怪は何をもたらすのか?

【雑記】幼児向けアニメからの脱却

前作が人気だったがために、愛着が捨てきれない人がその悲しみからアンチに転じて酷評する意見が本当に多いですね。

賛否両論ありますが、私はシャドウサイドに舵を切ったのはエライなと思ってます。

私とて、ケータの世界が終わらないドラえもん時間であって欲しいと願っていました。

しかし、ドラえもん、サザエさん、まる子ちゃん的なアニメの需要は既に飽和状態です。これらの名作を越えて存続するのは並大抵の事ではないでしょう。

よく見る「子供が怖がる」という意見。

シャドウサイドは本当にそんなに怖いでしょうか?そもそも妖怪を題材にした漫画なのでホラー要素はどうしてもあります。

でもアンパンマン並みにほんわかしたマンガしか見ない年齢ってほんの数年なんですよ。

やっぱりその年齢層を対象にしてると、すぐ飽きられるしネタも無くなります。

多分、親からしたら平和で健全なものをママと一緒に見ていて欲しいという願望があるかもしれないが、子供は成長すると親には内緒で自分の好きなものを見るのです。

実はエログロホラー要素が好きだったり、恋愛に胸キュンしてたり、少し前まで幼児だったキッズにとっては認めたくない大人には知られたくない部分だったりする。

お恥ずかしい話ですが私は子供の頃、アニメのエロ要素にいつも期待してました。

キューティーハニーの変身のシーンとか、タイムボカンでドロンジョ様が爆発で服が破けた時のオッパイとか、かぼちゃワインのエルちゃんやまいっチングマチコ先生のパンチラとか楽しみで仕方なかった。

しずかちゃんのお風呂シーンは幼児体型すぎてあまりグッとこなかったんですが(笑)

毎度のことながら例えが古くてすみません。

アラフィフになった今だから語れるけど、当時は絶対誰にも悟られたくなかったです。

というか知られたら親心配しますよね(笑)

しかし、いつの間にか成人女性のヌードにわくわくする感情は消えていました。今となってはあの頃の些細なエロスも必要な成長の糧だったのかなと思います。


何でそんな話をしているのかというと、とある子供向けのアニメ掲示板でシャドウサイド

についての書き込みを読んだからです。

「シャドウサイド好きな人いますか?」

というスレッド。コメントしているのは皆小学校高学年〜高校生の女子ばっかり。

それぞれ好きなキャラについて楽しそうに書き込んでいて、少ないけれどポツリポツリと新しいレスがついている。

その中で気になったのが10歳の女の子で「家族には内緒で観ています」というコメント。

この子はトウマ君が大好きらしいが、それも内緒なんだって。

なんかなあ、カワイイけどちょっと可哀相。

もしかしたら妖怪ウォッチを観てると家族に茶化されて恥ずかしいのかもしれないな。

「高学年なのにまだ見てるの?」とか。

私は妖怪ウォッチにハマった大人だから、今のシャドウサイドが幼児向けではない、中学生前後を対象にした内容になっているということが解るが、観ていない親御さんたちは「いつまでも妖怪ウォッチ観ててウチの子大丈夫やろか?」と心配するのではなかろうか。

こうした周囲の大人の下世話な干渉はよろしくないと思うのです。

トウマ君やハルヤ君や不動明王についてのガールズトークが飛び交う家庭てあって欲しいと願っています。