【雑記】SS鬼王の復活の映画とコミックの違い
ネタバレなんで、まだ映画やコミックを見てない人は読まないでね(^^)/
最初から驚くべき相違点を述べますと、コミックではラスボスが空亡ではありません。
それどころか羅仙や酒呑童子も登場しません。
結局ラスボスはこの方です。
鬼まろリーダー。
映画では鬼まろたちと一緒に羅仙に吸い込まれてったじゃないですか。
鬼太郎が登場しないのは仕方ないとして、これはあまりにも違いすぎだろう。
あと蛇王カイラも出てきません。
よってエンマ大王とのエピソードや戦闘シーンもありません。
そうそう、不動雷鳴剣も取りにも行かないしエンマとぬらりはこのお話でちょこっとは出ますがせいぜいギャグ要員で全く活躍しません。
ミッチーも出てきません。
ウィスパーがナツメに渡したのはジバニャンのアークで、結局使い方と妖怪の名前がわからず呼び出せませんでした。
ナツメが最初に呼び出すのはアキノリにもらったアークでひもじいです。
よって、あのコマさんも出できません。
出てくるキャラは少ないが、コミックのほうが主人公と主要キャラの妖怪の描写が細やかだし設定の説明も詳しいので全体的にストーリーがよくまとまっていてわかりやすいと思う。
映画は登場キャラやエピソードが盛りだくさんすぎてストーリーが収集つかない。
まあ、今後のテレビアニメやゲームや玩具の伏線として色々盛り込まなきゃならないから原作からの変更はやむを得ないのかもしれないが、私が一番残念だと思うのがジバニャンのトラックの描写だ。
コミックでは片手で止めるだけで、しかも轢かれそうな子供などがいた時にそうしている。映画やアニメではトラックを真っ二つに破壊している。
せっかく強面ジバニャンのカッコいいシーンなのに、本当に破壊させちゃったら妖怪じゃなく、単なるバケモノになってしまう。
なかなかクロスメディアでストーリーを作り上げていくのは大変なんだろうな。
作り手側より、受け手側のほうが想像力を働かせて矛盾を消化していくしかないのか。
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